外反母趾

外反母趾は女性に圧倒的に多く見られますが、男性も全体の1割程に見られます。

外反母趾とは、足の甲の骨がうちがわに、つま先の骨がそとがわに曲がるのため親指の付け根が出っ張ってきて痛みを出します。

また進行性の病気なので、曲がってしまった親指をまっすぐに戻すには入院・手術が必要となりますが、進行を抑えるためにはインソールが非常に有効です。

外反母趾が起こる原因は足の指をまったく使っていない歩き方をしているためです。
最近は、足の指が退化している人が増えています。

足の指を手で反らしてみると、指がぐにゃりと反り返り、足の甲までついてしまうような
足の指の人は、本来の機能が失われているため外反母趾になりやすいのです。

外反母趾が見られる場合の多くに、土踏まずの崩れも起こしています。
土踏まずが崩れると歩くときにすねの骨が前に倒れにくくなるため体重移動がうまくいかず、つま先部分に行き場を無くした力が留まってしまいます。
この結果、外反母趾が進行していきます。